ランクル3列SUV、電動ピックアップ、フル電動自転車…トヨタのJMSコンセプト続々!
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 5
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 5
10月25日のプレスデー開幕に向け、トヨタの「ジャパンモビリティショー2023」出展コンセプトカーが次々に明らかになってきました。今回は10月21日に発表された車両や自転車、車いすなどを紹介します。
いよいよランクルのBEVモデルが出てきました(驚)。コンセプトは世界の多様なニーズに対応した3列シートSUVで、ランドクルーザーブランドの新たな展開を目指す、というもの。上質感のあるスタイリングや、BEVのトルクフルな走りを訴求しています。
全長5m超え&ホイールベースも3m超えのボディは300系や250が採用するラダーフレームではなく、一般的なモノコックを採用し、オンロードでのBEVならではの静粛性やハンドリングと、ラフロードでの走破性を両立するとのこと。トヨタはクラウンに続き、ランクルもブランド化するのかもしれませんね。
・全長×全幅×全高=5150×1990×1705mm
・ホイールベース=3050mm
・乗車定員=7名
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ダブルキャブ仕様のBEVミッドサイズピックアップ。モノコックならではのデッキスペースの使い勝手が自慢で、「ハイラックス」現行モデルと比べると、全長は30cm近くコンパクトながら、ホイールベースは逆に30cm近く長くなっています。
キャビン背面はデッキスルー構造で、BEVならではの静粛性や、低重心パッケージによる操縦安定性や乗り心地の良さを追求するそうです。
・全長×全幅×全高=5070×1910×1710mm
・ホイールベース=3350mm
・乗車定員=5名
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夏にモデル名が商標登録された時に「ベビーランクルか?」などと噂されていた「ランドホッパー」は、なんと電動3輪車でした!
電動キックボードなどで話題の「特定小型原動機付自転車」枠を想定。見た目の通り折り畳みが可能で、クルマのトランクなどに収納して、旅先での移動手段を拡大するのがコンセプト。
特定小型原動機付自転車なので16歳以上であれば免許がなくても運転可能。低いシート高で足つきが良く、左右の前輪を上下させる特徴的なリーン機構によって、クルマや自転車とは別次元の一体感のある爽快な走りが楽しめるとのこと。これは乗ってみたいですね。
走破性とデザイン性を備えた電動車いすのコンセプト。車いすでは移動が困難な場所でも自由に移動でき、行動範囲を拡張します。
階段の昇降時には、左右2つの大きな駆動輪で段差を乗り越えるとともに、背もたれ後方に格納されたフリッパーが車いす本体の傾きを抑制し安定した移動をサポート。自動制御で最適な姿勢を維持し、最大16センチの階段を昇降可能と走破性はかなりのもの。
将来的には、ユーザーがJUUからクルマに乗り換えた後、JUUは自立走行でバックドアまで移動してそのまま車内へ乗り込むとともに、降車時には運転席まで移動する先進の機能も検討中なんだとか。
宇宙空間や月における走行系技術を開発中の実験車両。モーター4個、ステアリング4個を各輪に装着し、50cm程度の岩であれば乗り越えて走破し、25°の急な坂を上ることも可能。このプロトタイプで磨き上げた技術を、ルナクルーザー等のスペースモビリティに活用して行く予定だそうです。
・全長×全幅×全高=3460×2175×1865mm
・乗車定員=7名
・最大登坂角度=25度
バイクのハンドルをベースに、アクセル、ブレーキといった足元の操作系をステアリングホイールに集約した新時代のコックピット・コンセプト。
異形ステリングホイールによる視界の良さや、ペダルレスによる広い足元空間がドライビングポジションの自由度やスムーズな乗降性を実現。下肢が不自由なユーザーも両手で安心かつ直感的な運転ができるんだとか。
・・・というわけでいよいよ今週がジャパンモビリティショー2023の開幕です。一般公開日は10月28日(土)~。実車を見るのが楽しみになってきました!
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